×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
(ただの散文)
よし、やろう。
まずは全体に熱湯をかけて、生臭みを取る、と…
確か、そうすると、皮も剥きやすくなるはずだ。
いや、あれ?それはトマトの湯むきだったかな、まあいいか。
さて、ちょっと沸かしすぎたかな?よい…せっと!
う、わッ、間違えた、これは油ではないか。
あぁ…やってしまった。
まあ水で洗って、やりなおせばいいだろう。
よいせ……っと。
ふう、初っぱなからこれか…先が思いやられ…おっと、こすりすぎたか。
まあいい、どうせ後で皮は剥かないとならないのだから。
ふむ、こっちは間違いなく熱湯だな。
改めてかけよう、よい…せっと…!
よし、今度はうまくいったぞ。
…次は…皮を剥がす前に、鱗も剥がさないとならないんだったな。
包丁を、生えているほうとは逆に滑らせる…とっ!!
やってしまった、今のはけっこう抉れたな…。
見た目が悪くなってしまう…まあ、仕方がない。客に出すものじゃないから、良いだろう。
さて、こっちも剥がして、よし、今度はうまくいったぞ。
…ん?案外少ないんだな、鱗。
次は…どうするんだったか…。
ああ、そうだ。皮を剥がさないとならないのだったな。
さっきの熱湯のおかげで、剥がしやすくなってるはずだ。
よし、やるぞ。…せー、のッ!
…あっ、と…。途中で千切れてしまった。
結構柔らかいんだな、皮って。
いや、間違って油をかけたからか…。
仕方がないな、少しずつ剥がしていこう。
ついでに味付けもしてしまえば、一石二鳥だ。
塩を振ってこすり込む感じで…
あッ…。間違えた、これ、砂糖だ。
またやってしまった…。…洗えば取れるだろうか?
よいせ……っと。
よし、取り敢えず味が染み込む前には取れただろう。
改めて、塩を振って…胡椒をまぶして。
ちょっと香辛料もかけたほうが、きっとスパイシーで良いだろう。
砂糖も誤魔化せるだろうし。
よし、よし。あと少し…ああっ!
くそ、またやってしまった。力を入れすぎて目玉をほじくってしまった。
戻るかな……よし、戻った。向きが可笑しいが、まあいいだろう。
これから揚げるのだから、すぐわからなくなる……
…あッ…。
さっき折角暖めていた油を使ってしまったのだった。
今から暖めなおしていたら、間に合わないぞ…私の馬鹿め。
どうする…。
ところでさっきからやたら熱いな?何か燃えているのか?やめてくれよ…
…うわ!使う予定もないのに鉄板を暖めていたのか、私は!
いや、だが良いぞ、これは好都合だ…。
過去の私よ、よくやった。お前がやった、油と湯を間違えるポカミスは許そう。
このまま鉄板焼きにすれば良い、中々臨機応変な上策だ。
では、下拵えもできたところだし、さっそく焼こうか。
せい…のっ…!!
よし、うまくいった。…良い音と匂いがしてきたな。
もしかしたら素揚げにするより、こっちのほうが良かったかもしれない。
終わりよければ全てよしだ。
そろそろひっくり返して表面も焼こうか…。
よい、せ…。
よしよし、うまく裏返せたな。落ち着いてやれば、私だって出来るんだ。
…いや、待てよ、何か忘れている………
…あぁ!!
しまった、腸を取って香草を詰めるのを忘れていた。
…仕方ない、裏返したばかりだが、一度引きあげるか。
よい、せ………う、熱ッ…。
…危ないところだった。後から香草を詰めたって、仕方ないものな。
お腹を切り開いて…。
よし…良かった、間に合った。まだお腹側は表面が焼けただけだったようだ。
よし、では塩を振って………。
あッ、違うではないか。私は一体何をしているんだ。
腸を抜かなければならないのだと、さっき言ったではないか。
まあいい、塩を振ろうが振るまいが、どうせ取るのだから問題なかろう。
しかし腸というのは、ぬめぬめとしていて気持ち悪いものだな。
…おや、何か動いている…。気持ちが悪いな、寄生虫が居たのか?
まあ、全部取ってしまえば問題ないだろう。
よい、せっ……。
よし。うまくいったな。後は好みの香草を詰めて、串で留めて…。
さあ、これでいい。改めて焼こう。
焼き加減はミディアムレアで良いだろう。
ああ、とても良い匂いがしてきた。
やっぱり香草を詰めると、香りが違うなあ。
嗚呼、焼けるのが愉しみだ。
まずは全体に熱湯をかけて、生臭みを取る、と…
確か、そうすると、皮も剥きやすくなるはずだ。
いや、あれ?それはトマトの湯むきだったかな、まあいいか。
さて、ちょっと沸かしすぎたかな?よい…せっと!
う、わッ、間違えた、これは油ではないか。
あぁ…やってしまった。
まあ水で洗って、やりなおせばいいだろう。
よいせ……っと。
ふう、初っぱなからこれか…先が思いやられ…おっと、こすりすぎたか。
まあいい、どうせ後で皮は剥かないとならないのだから。
ふむ、こっちは間違いなく熱湯だな。
改めてかけよう、よい…せっと…!
よし、今度はうまくいったぞ。
…次は…皮を剥がす前に、鱗も剥がさないとならないんだったな。
包丁を、生えているほうとは逆に滑らせる…とっ!!
やってしまった、今のはけっこう抉れたな…。
見た目が悪くなってしまう…まあ、仕方がない。客に出すものじゃないから、良いだろう。
さて、こっちも剥がして、よし、今度はうまくいったぞ。
…ん?案外少ないんだな、鱗。
次は…どうするんだったか…。
ああ、そうだ。皮を剥がさないとならないのだったな。
さっきの熱湯のおかげで、剥がしやすくなってるはずだ。
よし、やるぞ。…せー、のッ!
…あっ、と…。途中で千切れてしまった。
結構柔らかいんだな、皮って。
いや、間違って油をかけたからか…。
仕方がないな、少しずつ剥がしていこう。
ついでに味付けもしてしまえば、一石二鳥だ。
塩を振ってこすり込む感じで…
あッ…。間違えた、これ、砂糖だ。
またやってしまった…。…洗えば取れるだろうか?
よいせ……っと。
よし、取り敢えず味が染み込む前には取れただろう。
改めて、塩を振って…胡椒をまぶして。
ちょっと香辛料もかけたほうが、きっとスパイシーで良いだろう。
砂糖も誤魔化せるだろうし。
よし、よし。あと少し…ああっ!
くそ、またやってしまった。力を入れすぎて目玉をほじくってしまった。
戻るかな……よし、戻った。向きが可笑しいが、まあいいだろう。
これから揚げるのだから、すぐわからなくなる……
…あッ…。
さっき折角暖めていた油を使ってしまったのだった。
今から暖めなおしていたら、間に合わないぞ…私の馬鹿め。
どうする…。
ところでさっきからやたら熱いな?何か燃えているのか?やめてくれよ…
…うわ!使う予定もないのに鉄板を暖めていたのか、私は!
いや、だが良いぞ、これは好都合だ…。
過去の私よ、よくやった。お前がやった、油と湯を間違えるポカミスは許そう。
このまま鉄板焼きにすれば良い、中々臨機応変な上策だ。
では、下拵えもできたところだし、さっそく焼こうか。
せい…のっ…!!
よし、うまくいった。…良い音と匂いがしてきたな。
もしかしたら素揚げにするより、こっちのほうが良かったかもしれない。
終わりよければ全てよしだ。
そろそろひっくり返して表面も焼こうか…。
よい、せ…。
よしよし、うまく裏返せたな。落ち着いてやれば、私だって出来るんだ。
…いや、待てよ、何か忘れている………
…あぁ!!
しまった、腸を取って香草を詰めるのを忘れていた。
…仕方ない、裏返したばかりだが、一度引きあげるか。
よい、せ………う、熱ッ…。
…危ないところだった。後から香草を詰めたって、仕方ないものな。
お腹を切り開いて…。
よし…良かった、間に合った。まだお腹側は表面が焼けただけだったようだ。
よし、では塩を振って………。
あッ、違うではないか。私は一体何をしているんだ。
腸を抜かなければならないのだと、さっき言ったではないか。
まあいい、塩を振ろうが振るまいが、どうせ取るのだから問題なかろう。
しかし腸というのは、ぬめぬめとしていて気持ち悪いものだな。
…おや、何か動いている…。気持ちが悪いな、寄生虫が居たのか?
まあ、全部取ってしまえば問題ないだろう。
よい、せっ……。
よし。うまくいったな。後は好みの香草を詰めて、串で留めて…。
さあ、これでいい。改めて焼こう。
焼き加減はミディアムレアで良いだろう。
ああ、とても良い匂いがしてきた。
やっぱり香草を詰めると、香りが違うなあ。
嗚呼、焼けるのが愉しみだ。
PR
この記事にコメントする
遭遇
自我
チシカ
『Tishika= =Frowzvitonir』
状態
+体力■■■■■
『Tishika= =Frowzvitonir』
状態
+体力■■■■■
選択
検索