闇堕ち企画

「勇者？あたしは魔王だよ……」

魔王≪最大の敵≫を斃した者の宿命に今、身を委ねる　（リーシャ）

「食べても食べてもお腹が空くの……」

空腹の魔女は幻想を喰らい、ソレに気付かず飢え続ける　（ピヴェール）

「死ねよ・・・」

最早妖刀との境目に区別はなかった　（ノーバティ）

「えっと…あのね？そうじゃなくって、、」

彼女の言葉は意味を成すことをやめた　（ミラベル）

「だってもう…全部わかっちゃったから」

変えられ得ぬ選択を、変えられ得ぬ未来は否応も無く選ばせた　（ターナ）

「あはは、粛清であります！」

唯々、無邪気に死を振りまくもの≪兵器≫と成り果て　（コダマ）

「大丈夫だよお、寂しい思いはさせないからねえ・・・」

大切なものを埋めるため、大切なものを失ってゆく　（アカネ）

「チャラはヒーラーではなかったのです。」

悶え苦しむ者へ、与えるのは最早更なる傷の他にない　（チャラ・チェロ）

「オレの、オレのオレのオレのオレのオレのオレの………」

無限に繰り返される意識の牢獄は、捕らえた獲物を逃さない　（セツナ）

「あたしを受け入れないものなど、皆燃えてしまえばいいの」

今、想い出さえも灼き尽くす業火が放たれた　（エルム）

「私には、もう何も残ってないから。」

最期の祈りは道連れを探し彷徨い始める　（マナ）

「あは…みんな死んじゃえ、です……」

無垢であるが故の絶望は、狂気へと昇華する