結果

完成した魔道具は　必要無くなった為　破棄する

単に自分で言い出して　知識提供は受けたけれども
基本的には勝手に作ったもの
元々　もし渡していたとして　対価を取るつもりなど無かったし
そもそも　使わずに済む状況であるのが一番

それにしても　凄い人は居るものだ　と思う
良かった　とは思う

ところで　使い魔に学院を歩かせるのは危険
移転術式には細心の注意を払わなければならない

読み解いて損しかないのは　確かな事
期待はずれのガラクタしか無い癖に
更に　見るべきでないものまで置いてあるのだから
結局のところ　誰にも　全てを明け渡すことは出来ない
誰しもそうなのだとは　思うけれども

不本意な事があるとすれば
何の役にも立たなかったのに　労力の対価を支払われた事
無理矢理にでも　逃げるべきだったと思う
何時も煮え切らない　だからこそ　なンだろうとは思う


次の優先事項に取りかかろうと思う
過度集中の反動で　考えがややまとまりにくい
少し休んでからにしようか　…

そういえば凍土に誘われていたなあ
凍土で設計図でも描こうかな

破棄された魔道具の仕様

・専用結界構築術式
・専用結界修復術式
・専用結界崩壊感知解析術式
・専用魔力制動術式
・使用者の必要情報（精密操作を要する為）
・情報隠匿術式
・情報暗号化術式
・魔力隠匿術式
・専用自壊術式を除く全術式の消去用術式
・専用自壊術式
・専用術式制御用回路
・高純度魔力含有

このうち起動した術式
・消去用術式
・専用自壊術式

製作方法は完全に記憶している
似たような汎用性の高いものであれば数時間
同じものであればおよそ２０時間で製作可能

同じものを作る事は無いほうがいい
（解決策が見いだされている今　必要もないだろうけれども）