ト或狂技師ノ思考実験

思考実験という箱庭にて。

新しい記事から順に読めるように置いています。

ＣＡＳＥ１．

ＣＡＳＥ１．

被験者０２を知人と共に密室に監禁。

当初は親しげに話をしていたものの、数時間後に知人は惨死体として発見される。

死体には多数の刺し傷あり、武器を何処から調達したのかは不明である。

ＣＡＳＥ２．

ＣＡＳＥ２．

被験者０３を路地裏に解放。

数時間後、被験者０３の膂力、身体能力の大きく上回る獣人種を殺害。

背後からの刺し傷と火傷あり、巧妙に近付いて一息に刺殺したものと思われる。

被験者０３元来の能力の維持を確認。

ＣＡＳＥ３．

ＣＡＳＥ３．

被験者０４を執着対象と共に密室に監禁。

数ヶ月に渡る拷問の後、加減を誤り執着対象を殺害。

その後、被験者０４は食物の摂取を停止、新しい攻撃対象を実験室に放つも反応をみせず、数週間後に餓死する。

ＣＡＳＥ４．

ＣＡＳＥ４．

被験者０５及び被験者０６を討伐部隊に対し解放。

被験者同士の抗争は見られず、寧ろ積極的な協力体制を組み能力を発揮。

結果、死者６８名、重体１２名、逃亡者０名。

重体者については治療後に「餌」として使用する事とする。